Js LINK - Japan Sports LINK

Our statement

紡ぐ。

「Jリーグがある喜び」
「みんなで繋がり、みんなで作り、みんなで楽しむ」
「ファン・サポーターが自らを表現できるプラットフォームの提供」
「タテ糸(クラブ)とヨコ糸(リーグ)で歴史を織りなす」

2002日韓W杯からもうすぐ1年になろうかという2003年5月6日、新しいJ's GOALが誕生しました。
当時、「JリーグファンのためのJリーグのサイト」をあらためて設計構築していくにあたり、Jリーグのサイトプロジェクトチームから「リビルドメモ」なるものを会議の冒頭に配布されたことを今でも鮮明に覚えています。
  • Jリーグ愛を持って創っていきましょう!
  • サイトを見た後、気持ちの高揚感。初めてスタジアムでJリーグを見たときのワクワク感。
  • とにかくJリーグ・サッカーの持つオーラ、スタジアムのエネルギーを表現する。
  • ファン・サポーターすらが表現者でありその素晴らしさを伝えたい。
  • いままでオフィシャルではできなかったこと、無理だと思われていたことを実現し、サポーターを楽しませること。
  • 圧倒的な更新量を誇りたい。飽きさせない情報量。
  • 使える素材、動画、写真で感動を伝えたい。極めてヴィジュアル的。
  • 試合のある日はそのスタジアムに向かうところからうきうきとした気持ちになる、そんな気持ちも伝えたい。
  • 笑顔溢れるENJOYスタジアム、カオスであり熱狂の坩堝の表現。
  • サポーターそして24時間365日、Jリーグを語り合いたいファンが集える場所にしたい。

あれから18年間、試合速報への応援メッセージや試合後のコメント、プレビュー・レポートに始まり、スタジアムグルメ、マスコット、ゲートフラッグ、対戦型のレーティングや投稿型企画、記事や写真のランキング(心霊写真騒動や一平くんの登場も)・・・18年間に渡って様々な企画を、クラブの枠を超えたファン・サポーター、ライターやカメラマン、そしてクラブの皆様と一緒になって、一歩一歩「Jリーグがある喜び」を創り出して行けたことはJ's GOALに携わったものとして感無量の思いであります。そういった皆様の熱意と努力によって、熱く楽しく、熱狂の歓声に包まれたJリーグ独自のスタジアム文化が醸成されていったと言っても過言ではありません。

その支えもあって、Jリーグを構成するクラブは年々増加し、2019年には年間1,100万人を超える観客数を誇る日本有数のプロスポーツリーグとなりました。ただその一方で、2020年は新型コロナウイルスにより、社会は世界的に大きな変化を余儀なくされました。そして、その中で、Jリーグのデジタル戦略の見直しにより、J's GOALはJリーグ公認ファンサイトとしての使命を終え、2020年12月に18年間の歴史に幕を閉じました。

しかし――。
試合会場にもなかなか足を運べないこういう時節だからこそ、スポーツに魅せられ、スポーツを仕事としている私たちだからこそ提供できるサービスがあるのではないか、と思いました。そして、その想いをJリーグにも受け入れていただき、J's GOALの一部コンテンツを引き継ぎ、再び歩みを進めることを決意した次第です。

ファン・サポーターのつながりということにスポットライトを当てて、「紡ぐ」・「繋がっていく」ということを改めて重視したい。そしていずれはJリーグのみならず、あらゆるスポーツのファンが交流できる場を目指したい、そんな想いを込めて、新しいサイトブランドをJs LINK -Japan Sports LINK- としました。

まずは、同じクラブを愛する者同士のタテの絆とともに、Jリーグを愛する同志として57クラブを横断したヨコの絆も大切にする、そんな交流ができるプラットフォームを目指します。

再び熱狂のスタジアム空間を創り出していくべく、Jリーグ文化の伝道師たるファン・サポーター、そして関係者の皆様の力をお貸しいただけるよう、より一層の皆様のご協力とご参加を改めてお願いする次第です。

スタジアムで、そして学校で職場で酒場でサッカー仲間と会い熱く語り合う、そんな日常風景が再び訪れる日を信じて、新たなサイトのスタートです。


2021年2月11日
株式会社スポーツエンターテイメントアソシエイツ
代表 霜越隼人