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【取材ノート:長野】いざ、YS横浜との特別な一戦へ。信州ダービーに続くビクトリーロード

2022年10月20日(木)
AC長野パルセイロにとって、特別な2連戦が始まる。まずは次節、ホームでY.S.C.C.横浜と対戦。シュタルフ悠紀リヒャルト監督、大内一生、船橋勇真、池ヶ谷颯斗、宮本拓弥、佐藤祐太と、実に6名が古巣対決を迎える。



シュタルフ監督にとってYS横浜は、ユース時代に選手として2年半を過ごし、監督キャリアをスタートさせたクラブでもある。4月の前回対戦時は複雑な心境を明かしていたが、今回も「やりづらいですよ」と苦笑い。それでも「再会が楽しみな反面、そこを倒していかないといけない」と意を決した。



昇格が絶望的な7位の長野と、最下位のYS横浜。どちらもさほどプレッシャーを抱えていないかもしれないが、この一戦は意味合いが変わってくる。YS横浜の山本凌太郎は昨季まで2年間、シュタルフ監督のもとでプレー。前節・今治戦後には「自分にとっては悔しい時期を過ごしていたこともあったので、特別な思いがある。その思いを全力でぶつけにいきたい」と強調していた。

シュタルフ監督は古巣に対して「我々で言う信州ダービーのようなイメージで乗り込んでくる」と推察する。その中でチームとして警戒するのは、FW河辺駿太郎だ。指揮官が「スピードは異次元」と言えば、昨季までチームメイトだった池ヶ谷颯斗も「マジで速い」と笑みをこぼす。今季はここまでキャリアハイの4得点。河辺を中心としたカウンターを抑え込めるか否かは、勝敗の一つのポイントとなるだろう。



昨季まで4年間YS横浜でプレーした佐藤は「(YS横浜に対して)上のチームが苦戦している試合は多い。相手が最下位というのは関係なく、どんな相手でも自分たちのサッカーを貫きたい」と気を引き締める。YS横浜は松本、藤枝、鹿児島、今治との上位4連戦を終え、2勝2敗と健闘。決して侮れない相手だが、佐藤は「やってやろうという気持ちは大きい。『自分も頑張っているぞ』という姿を見せられれば」と闘志を燃やした。



YS横浜戦を終えると、次はアウェイで松本との信州ダービーが待っている。アウェイゴール裏のチケットは即日完売。昇格の可能性の有無に関わらず、PRIDE OF NAGANOを示すためにも勝利は譲れない。佐藤は「負けて入るよりは勝って入ったほうが絶対に良い。ダービーは(今季の公式戦で)1分1敗なので、何がなんでも勝利に持っていきたい」と先を見据えた。

Reported by 田中紘夢