ミヒャエル ハインツ スキッベ新監督になって、ヴィッセル神戸はどう変わるのか。一つの焦点として注目を集めるのが、3バックか、4バックか問題だろう。
吉田孝行前監督が神戸で採用していたフォーメーションは[4-1-2-3]。守備時には[4-4-2]に可変するシステムだが、基本的に4バックを崩すことはほぼなかった。
一方、スキッベ監督がサンフレッチェ広島で採用していたのは[3-4-2-1]の3バックシステム。守備時には左右のウイングバックが最終ラインまで下がり、5バックを形成する。
3バックシステムはJリーグだけではなく、現在の欧州リーグでも主流になっている。スキッベ監督はこのトレンドを神戸でも採用するのではないか。これがJリーグファンたちの話題の一つとなっている。
今オフには横浜FCからンドカ ボニフェイスを獲得し、柏レイソルからジエゴも加入している。さらに、昨シーズンをアメリカで過ごした神戸アカデミー出身の山田海斗もチームに復帰させている。本多勇喜は清水エスパルスに移籍したものの、センターバック要員は昨シーズンよりも増えている。クラブとして、3バックへの準備を進めてきたのは明らかだろう。
とはいえ、1月9日の新体制会見後に行われた囲み取材で、スキッベ監督は「広島より以前のチームでは4バックで戦うことが多かった」とこの議題について切り出した。
「(広島では)当時のキャプテンやチームのメンバーと話し、選手たちが気持ちよくプレーできる点を踏まえて3バックを使いました。なので、現時点では(神戸が)3バックか、4バックかというのは決めていません」
では、チームを作る上で監督が最も大切にしていることはなんだろうか。
「選手たちに、サッカーの楽しみをもう一度伝えていくことかな。選手たちが“自分はこんなことができるんだよ”ってことを観客の皆さんに伝えていく。そして選手1人1人が自分の才能を全て出した上で、全ての試合、全てのコンペティションで勝つこと。そういう選手たちの魅力的なプレーを引き出してあげることが、チームビルディングにおける自分の役割だと思っています。そのためには、選手たちが私に何かを言うのを躊躇しないような関係性を築くことが大切だと思います」
結論を言えば、3バックか、4バックかはわからない。確かなことは、選手たちがより輝けるシステムを採用するということだけだ。
その場合、今シーズンの前半はJ1リーグ2連覇を達成した吉田前監督が浸透させた4バックが有力になるだろう。ただ、今シーズンの神戸は「バージョンアップ」が大きなテーマである。どこかでスキッベ・スタイルへと大きくシフトする瞬間がありそうだ。
Reported by 白井邦彦
吉田孝行前監督が神戸で採用していたフォーメーションは[4-1-2-3]。守備時には[4-4-2]に可変するシステムだが、基本的に4バックを崩すことはほぼなかった。
一方、スキッベ監督がサンフレッチェ広島で採用していたのは[3-4-2-1]の3バックシステム。守備時には左右のウイングバックが最終ラインまで下がり、5バックを形成する。
3バックシステムはJリーグだけではなく、現在の欧州リーグでも主流になっている。スキッベ監督はこのトレンドを神戸でも採用するのではないか。これがJリーグファンたちの話題の一つとなっている。
今オフには横浜FCからンドカ ボニフェイスを獲得し、柏レイソルからジエゴも加入している。さらに、昨シーズンをアメリカで過ごした神戸アカデミー出身の山田海斗もチームに復帰させている。本多勇喜は清水エスパルスに移籍したものの、センターバック要員は昨シーズンよりも増えている。クラブとして、3バックへの準備を進めてきたのは明らかだろう。
とはいえ、1月9日の新体制会見後に行われた囲み取材で、スキッベ監督は「広島より以前のチームでは4バックで戦うことが多かった」とこの議題について切り出した。
「(広島では)当時のキャプテンやチームのメンバーと話し、選手たちが気持ちよくプレーできる点を踏まえて3バックを使いました。なので、現時点では(神戸が)3バックか、4バックかというのは決めていません」
では、チームを作る上で監督が最も大切にしていることはなんだろうか。
「選手たちに、サッカーの楽しみをもう一度伝えていくことかな。選手たちが“自分はこんなことができるんだよ”ってことを観客の皆さんに伝えていく。そして選手1人1人が自分の才能を全て出した上で、全ての試合、全てのコンペティションで勝つこと。そういう選手たちの魅力的なプレーを引き出してあげることが、チームビルディングにおける自分の役割だと思っています。そのためには、選手たちが私に何かを言うのを躊躇しないような関係性を築くことが大切だと思います」
結論を言えば、3バックか、4バックかはわからない。確かなことは、選手たちがより輝けるシステムを採用するということだけだ。
その場合、今シーズンの前半はJ1リーグ2連覇を達成した吉田前監督が浸透させた4バックが有力になるだろう。ただ、今シーズンの神戸は「バージョンアップ」が大きなテーマである。どこかでスキッベ・スタイルへと大きくシフトする瞬間がありそうだ。
Reported by 白井邦彦