第30回大会を迎え、試合前にはジェフユナイテッド千葉と柏レイソルのOBによるレジェンドマッチが開催された2026年シーズンのちばぎんカップ。千葉は、2025年シーズンの明治安田J1リーグで最後まで優勝争いを演じ、2位となった柏に真っ向勝負を挑んだ。しかし、前半は柏の小気味いいパスワークの前に、千葉らしいアグレッシブな守備が見られなかった。セカンドボールへの反応も遅れがちで、全体的に後追いの守備となってしまっていた。11分の失点後も防戦一方の展開が続いたまま前半が終了。後半開始時、イサカ ゼインに代えて小林祐介、天笠泰輝に代えて姫野誠を入れて反撃を仕掛けると、66分に石川大地が同点ゴールを奪ったが、83分に失点して1-2の敗戦となった。
ゴールマウスを守った若原智哉は試合後、後手に回った守備を振り返って悔やんだ。
「自分たちがもっと(ディフェンス)ラインを上げて、前線からもっとプレスをかけられれば相手のミスを誘えたんじゃないかなというシーンもありました。それでも、何とか0-1で前半を折り返せたのは良かったかなとは思います。ただ、相手のつなぎがうまいのは知っていたので、逆にそこで相手を食うことができれば、自分たちの勢いがもっともっと出たと思います。ディフェンスラインが低くなって間延びしちゃうところがあって、そこを相手に使われて攻められるシーンがあったので、もっとコンパクトにしてやれていれば、自然と自分たちの時間が増えたんじゃないかなと思います」
前半が1失点ですんだのは若原の素晴らしいセーブのおかげだ。失点直後の12分、そして28分、36分、39分から40分にかけては2回連続と、何度も失点を阻止した。チームはハーフタイムに小林慶行監督から喝を入れられ、修正の指示もあって後半に臨んだのだが、前半のうちに自分たちで修正できなかったという問題点を若原は口にした。
「自分たちがピッチの中でもっとやらなければいけないなというのを改めて感じましたし、そういうリーダーシップを持って僕はやりたいです。今日は気持ちに問題がありました。カル(カルリーニョス ジュニオ)もハーフタイムに言っていました。『相手を尊重しすぎているんじゃないか』と。それで受け身になっていた。相手はJ1クラブだけど、僕らもJ1に上がってJ1の舞台で戦うので。僕たちは『挑戦者』なので、もっともっと相手を食ってやるというか、そういうメンタリティでやっていかないといけないと思います」
後半にも失点があったとはいえ、柏の決定機の場面で見事なセーブを見せた若原。2月7日に千葉が開幕を迎える明治安田J1百年構想リーグ EASTグループでのプレーに注目したい。
そして、GKといえば、この日のレジェンドマッチで千葉のゴールマウスを守った櫛野亮もまた再三、スーパーセーブを見せた。それでも2失点を喫し、千葉は柏のGKの南雄太のオウンゴールによる1得点のみで1-2の敗戦となった。現役時代さながらの見事なセービングを見せ、千葉サポーターのみならず、柏サポーターからも感嘆の声があがっていた櫛野は、試合後にこう語った。
「恥ずかしい思いをしなくて良かったです(笑)。もう50歳前なので、良かったです。サポーターの方たちがチャントを歌ってくれたりとかして、すごく幸せな時間を過ごさせてもらいました。スタジアムに来てくださった皆さんに感謝したいと思います。レイソルの選手も含めて、現役時代を思い出して懐かしくてすごく楽しい、幸せな時間でした」
ちなみに、アウェイ側ゴール裏スタンドのほうのゴールにオウンゴールをしてしまった南は、千葉サポーターに促されて『ジェフ三唱』をやらされていた。また、2026シーズンからトップチームのGKコーチに就任した岡本昌弘に対しては、試合前のGK陣のウォーミングアップの際、千葉サポーターが彼のチャントを歌っていた。
櫛野や岡本、そして南と、それぞれのチームで長く愛されてきたGKたち。若原も千葉で長く愛されるGKとして活躍してほしい。
Reported by 赤沼圭子
ゴールマウスを守った若原智哉は試合後、後手に回った守備を振り返って悔やんだ。
「自分たちがもっと(ディフェンス)ラインを上げて、前線からもっとプレスをかけられれば相手のミスを誘えたんじゃないかなというシーンもありました。それでも、何とか0-1で前半を折り返せたのは良かったかなとは思います。ただ、相手のつなぎがうまいのは知っていたので、逆にそこで相手を食うことができれば、自分たちの勢いがもっともっと出たと思います。ディフェンスラインが低くなって間延びしちゃうところがあって、そこを相手に使われて攻められるシーンがあったので、もっとコンパクトにしてやれていれば、自然と自分たちの時間が増えたんじゃないかなと思います」
前半が1失点ですんだのは若原の素晴らしいセーブのおかげだ。失点直後の12分、そして28分、36分、39分から40分にかけては2回連続と、何度も失点を阻止した。チームはハーフタイムに小林慶行監督から喝を入れられ、修正の指示もあって後半に臨んだのだが、前半のうちに自分たちで修正できなかったという問題点を若原は口にした。
「自分たちがピッチの中でもっとやらなければいけないなというのを改めて感じましたし、そういうリーダーシップを持って僕はやりたいです。今日は気持ちに問題がありました。カル(カルリーニョス ジュニオ)もハーフタイムに言っていました。『相手を尊重しすぎているんじゃないか』と。それで受け身になっていた。相手はJ1クラブだけど、僕らもJ1に上がってJ1の舞台で戦うので。僕たちは『挑戦者』なので、もっともっと相手を食ってやるというか、そういうメンタリティでやっていかないといけないと思います」
後半にも失点があったとはいえ、柏の決定機の場面で見事なセーブを見せた若原。2月7日に千葉が開幕を迎える明治安田J1百年構想リーグ EASTグループでのプレーに注目したい。
そして、GKといえば、この日のレジェンドマッチで千葉のゴールマウスを守った櫛野亮もまた再三、スーパーセーブを見せた。それでも2失点を喫し、千葉は柏のGKの南雄太のオウンゴールによる1得点のみで1-2の敗戦となった。現役時代さながらの見事なセービングを見せ、千葉サポーターのみならず、柏サポーターからも感嘆の声があがっていた櫛野は、試合後にこう語った。
「恥ずかしい思いをしなくて良かったです(笑)。もう50歳前なので、良かったです。サポーターの方たちがチャントを歌ってくれたりとかして、すごく幸せな時間を過ごさせてもらいました。スタジアムに来てくださった皆さんに感謝したいと思います。レイソルの選手も含めて、現役時代を思い出して懐かしくてすごく楽しい、幸せな時間でした」
ちなみに、アウェイ側ゴール裏スタンドのほうのゴールにオウンゴールをしてしまった南は、千葉サポーターに促されて『ジェフ三唱』をやらされていた。また、2026シーズンからトップチームのGKコーチに就任した岡本昌弘に対しては、試合前のGK陣のウォーミングアップの際、千葉サポーターが彼のチャントを歌っていた。
櫛野や岡本、そして南と、それぞれのチームで長く愛されてきたGKたち。若原も千葉で長く愛されるGKとして活躍してほしい。
Reported by 赤沼圭子