前節の清水エスパルス戦で山川哲史が決定機阻止(DOGSO)の判定を受けて退場処分となった。数的不利となったヴィッセル神戸は乾貴士を下げて、山川のポジションにンドカ ボニフェイスを投入した。試合は後半に不運のハンド判定があって0-1で敗れたものの、ボニフェイスの活躍もあって非常に締まった内容となった。
第4節のアビスパ福岡戦は山川が出場停止で出られない。ボニフェイスにかかる期待は必然的に大きくなる。
ボニフェイスは今シーズンから神戸の一員になった。昨シーズンは横浜FCに所属し、神戸戦は明治安田J1リーグおよびJリーグYBCルヴァンカップ プライムラウンド準々決勝の計3試合に出場している。その時の彼の印象は「嫌なセンターバック」だった。3センターバックの中央で大迫勇也とバチバチにやり合ったかと思えば、ラインブレイクを画策する武藤嘉紀やエリキ(FC町田ゼルビア)に対してカバーリングに入る……。いわゆる“壁”だった。だが、同じチームなれば、これほど「頼れるセンターバック」もいないだろう。
2月3日の公開練習の際、ボニフェイスは自分のストロングポイントについて「対人のとこかな。(マッチアップは)外国籍選手とかが多いですし、スピードある選手とかに対して負けない自信がある。あとはリスク管理かな。コーチングとかは結構できると思います」
神戸に加入して驚いたのは強度の高さとスライドの幅だと言う。
「外から見ていたイメージ通りというか、練習は厳しかったですね。みんなが強度を保ってやっている中で、技術も高い。(戦術的には)こんなにスライドするんだ〜と思いました。ゴウくん(酒井高徳)とかに色々と言ってもらったりして、もう感覚はわかりましたけど、最初は驚きましたね」
対人の強さとリスク管理に加え、実は適応力にも優れている。チームにも早く馴染み、神戸のやり方もすでに理解している。だから、清水戦でミヒャエル スキッベ監督は迷わずボニフェイスをピッチへ送ったのだろう。
2月25日の公開練習の後、ボニフェイスはこんな話を記者団にしてくれた。
「(清水戦は)割とスッと入れたし、身体もうまく動いた。パフォーマンスは徐々にですけど右肩上がりでよくなっていますし、みんなの特徴もだんだん分かってきたなって実感があります。 その中で自分が求められているプレーもだんだん分かってきた。でも、自分のやりたいプレーがまだまだ出せてないので、そこはやっていきたいなと思います」
自分のやりたいプレーとは、持ち味であるリスク管理とコーチングだ。
「本当に得意なのはリスク管理。リスク管理しながらもっと味方へのコーチングをしたい。僕が管理しているってわかれば、味方がより強く前に行けると思うので。自分もそうだけど、そういうプレーが味方も生きるプレーだと思うので」
山川の出場停止に加え、今節の福岡戦は酒井高徳の欠場も予想される。ディフェンスリーダーが2人抜ける可能性がある中で、ボニフェイスのリスク管理&コーチング能力はチームに欠かせないだろう。同時に、彼にとっては絶好のアピールの場となる。
Reported by 白井邦彦
第4節のアビスパ福岡戦は山川が出場停止で出られない。ボニフェイスにかかる期待は必然的に大きくなる。
ボニフェイスは今シーズンから神戸の一員になった。昨シーズンは横浜FCに所属し、神戸戦は明治安田J1リーグおよびJリーグYBCルヴァンカップ プライムラウンド準々決勝の計3試合に出場している。その時の彼の印象は「嫌なセンターバック」だった。3センターバックの中央で大迫勇也とバチバチにやり合ったかと思えば、ラインブレイクを画策する武藤嘉紀やエリキ(FC町田ゼルビア)に対してカバーリングに入る……。いわゆる“壁”だった。だが、同じチームなれば、これほど「頼れるセンターバック」もいないだろう。
2月3日の公開練習の際、ボニフェイスは自分のストロングポイントについて「対人のとこかな。(マッチアップは)外国籍選手とかが多いですし、スピードある選手とかに対して負けない自信がある。あとはリスク管理かな。コーチングとかは結構できると思います」
神戸に加入して驚いたのは強度の高さとスライドの幅だと言う。
「外から見ていたイメージ通りというか、練習は厳しかったですね。みんなが強度を保ってやっている中で、技術も高い。(戦術的には)こんなにスライドするんだ〜と思いました。ゴウくん(酒井高徳)とかに色々と言ってもらったりして、もう感覚はわかりましたけど、最初は驚きましたね」
対人の強さとリスク管理に加え、実は適応力にも優れている。チームにも早く馴染み、神戸のやり方もすでに理解している。だから、清水戦でミヒャエル スキッベ監督は迷わずボニフェイスをピッチへ送ったのだろう。
2月25日の公開練習の後、ボニフェイスはこんな話を記者団にしてくれた。
「(清水戦は)割とスッと入れたし、身体もうまく動いた。パフォーマンスは徐々にですけど右肩上がりでよくなっていますし、みんなの特徴もだんだん分かってきたなって実感があります。 その中で自分が求められているプレーもだんだん分かってきた。でも、自分のやりたいプレーがまだまだ出せてないので、そこはやっていきたいなと思います」
自分のやりたいプレーとは、持ち味であるリスク管理とコーチングだ。
「本当に得意なのはリスク管理。リスク管理しながらもっと味方へのコーチングをしたい。僕が管理しているってわかれば、味方がより強く前に行けると思うので。自分もそうだけど、そういうプレーが味方も生きるプレーだと思うので」
山川の出場停止に加え、今節の福岡戦は酒井高徳の欠場も予想される。ディフェンスリーダーが2人抜ける可能性がある中で、ボニフェイスのリスク管理&コーチング能力はチームに欠かせないだろう。同時に、彼にとっては絶好のアピールの場となる。
Reported by 白井邦彦