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【取材ノート:大宮】カピタン帰還。ガブリエウ、気迫あふれる復帰戦

2026年3月26日(木)


カピタンが帰ってきた。

明治安田J2・J3百年構想リーグ第6節、ジュビロ磐田対RB大宮アルディージャ戦で、ガブリエウの名前をスターティングラインナップに見ることができた。昨年7月に左太腿の肉離れで戦線離脱、実に8か月ぶりの試合復帰で、もちろん今季初出場となった。

「ホッとしたというか、やっと戻れたというのが正直な感想。復帰できて本当に嬉しい」


お気づきだと思うが、実は第3節の福島ユナイテッドFC戦ですでにベンチ入り済み。だが、翌日の練習試合でフル出場することが決まっていて、予定通りの不出場。宮沢悠生監督は「(ホーム3連戦の)最後で、彼のモチベーションの意味でもメンバーに入れた。公式戦の雰囲気に戻ってくるイメージを持って入れました」とベンチ入りの意図を説明する。その後の3試合は、「(イヨハ 理)ヘンリーとか(村上)陽介、(西尾)隆矢と、他の選手たちが本当にいいパフォーマンスを出していて代える必要がなかった。それは、ガブでも特別扱いしないと、チームにメッセージとして込めたかった」と明かす。そして連敗脱出を期した磐田戦、「期待して、信頼して」(宮沢監督)先発で起用した。

果たして、気迫あふれるプレーを随所に見せた復帰戦となった。

「ここまで数回の練習試合を挟んで公式戦に立つことができた。クオリティの高いものをその前から作ってたからこそ、ああいうパフォーマンスができたんじゃないのかな」



宮沢監督も「さすがの一言。練習試合でできていなかったことが本番でしっかりできるのは、やっぱりさすがだなと思いました」とべた褒め。トム グローバーは「彼が戻ってきて嬉しい。エキサイティング」と復帰を喜び、「今後試合を重ねるごとにより良くなっていくと思う」と、守備ブロックとしての伸びしろに期待を寄せた。

試合終盤は足に来ていた様子でフル出場はならず、まずはコンディション面の向上が当面の課題だが、そこが整えばこれほど心強い存在はない。グローバーは「リーダーシップ、統率力、コミュニケーションと、チームに安定感をもたらすいい選手」と評する、まさにカピタン(ポルトガル語でキャプテン)である。さらなる堅陣へ、カピタンがチームを牽引する。

Reported by 土地将靖