9日間で3試合という3連戦の2試合目となる明治安田J1百年構想リーグの地域リーグラウンドEASTグループ第7節のFC東京戦。ゴールマウスを守ったのは、プロ生活14年目でこれまでJ1クラブに6シーズン在籍してはいたものの、この試合がJ1でのリーグ戦デビューとなる鈴木椋大だった。
ジェフユナイテッド千葉は津久井匠海のハンドの反則があって31分にPKで失点。78分に安井拓也が同点ゴールを奪ったが、その2分後に失点して1-2の敗戦だった。
「いきなりの出番でしたけど、毎日、毎日、みんなそうですけど、自分が出ることを意識しながら準備していましたし、(明治安田J1百年構想リーグを)J1リーグと言っていいのか分からないですけど、自分の中では初でデビューみたいなものだったので、気持ち新たに本当にこのリーグで戦っていけるゴールキーパーになって行かないといけないと思います。そういった意味では(この試合の)2失点のうち、まあ、無理だと言われたらそこまでですけど、やっぱりその無理なところをしっかりとどちらかでも止めないといけないと思うので。そういったところを止められるゴールキーパーが、チームを勝たせられるゴールキーパーになっていくと思うので、そこはもっともっと自分自身、成長しなきゃなと思います。2失点を1失点にできていれば、また展開は変わっただろうし、やっぱりそこを求めていかないといけないと思うので、まだまだ練習が足りないと思います」
とはいえ、この試合で千葉の失点が2で済んだのは、ビッグセーブを連発した鈴木椋のおかげだ。18分には室屋成のヘディングシュートを倒れこみながら右手だけでセーブ。60分には両膝をついた体勢で長倉幹樹のシュートを左膝でセーブすると、こぼれ球に詰めた仲川輝人のシュートを今度は右膝でセーブした。ゴール前中央に飛び出してきたFC東京の選手の動きにしっかりと対応したセービングだった。
「前半から攻め込まれて難しい状況ではあったんですけど、僕だけではなくて本当に試合に出ているみんながしっかりハードワークして、シュートコースの限定であったりとかそういった部分でしっかりと戦ってくれたおかげで、前半はPKで1失点しましたけど、(失点1で)折り返せたかなと思います。(60分の連続セーブについて)あれももう自分の間合いに入れていたので、あとはボールを見て先に動かないことだけをしっかりと意識しました。相手の状況もあまり良くなかったので、自分から仕掛けるというよりはじっくりと待って対応するということがうまくいったかなと思います」
後半はFC東京の攻守に適応してきた千葉が反撃するシーンが増えた。その様子を最後尾から見ていた鈴木椋はこう話した。
「自分たちがやりたいこと、ラインブレイクの部分であったり、前線に(ボールを)ぶつけてセカンドボールを拾ってからの攻撃であったりとか、一人ひとりがボールを持った時に後ろ向きから前向きにターンして逆サイドに展開だったりとか、そういったチャレンジをしっかりとやり続けてくれたおかげで後半はリズムに乗れたと思います、前半からチャレンジはできていましたけど、よりそこのチャレンジが成功体験ではないですけど、成功としてつながったのかなと思います」
守備面での活躍が光った鈴木椋だが、攻撃の起点となる部分について意識していたのはどんなことだったのだろうか。
「ボールを持てる時間が多かったんですけど、うちのセンターバックのトリ(鳥海晃司)と(鈴木)大輔くんのところでも時間があったので、ボールを動かしながらやっていけたらいいなと思いました。今年は自分もプレーエリアをより広げているというか、ちょっと前に出てボールに関わりながらだったりとか、守備のところでも(ディフェンスラインの)背後のボールに対応するところだったりとかはチャレンジしている部分ではあるので。そういった中でもっと相手を裏返せるように、そこはやっぱり突き詰めていかないといけないと思います」
90+6分にはFKの場面でベンチから指示を受けてゴール前へ上がって得点を狙った。
「やっぱり難しいですね。どうやって(シュートを狙うポイントに)入っていいんだか分からなくて。でも、やっぱりそういう時ってボールが来るじゃないですか。あ、上に来たって思ったんですけど、全然跳べなくて(苦笑)。難しいなあと思って、やっている人たち、すげえなあと思いながらやっていました」
試合終了のホイッスルが鳴ると、鈴木椋はしばらくその場にしゃがみ込んで動かなかった。
「一番は悔しさです。平日のナイトゲームにもかかわらず、あれだけのサポーターの方たちが来てくれたのに、勝ちを届けられなかったことに対して悔しい思いと、まあ、難しいですけど、どこかこう自分の中ではまた新しい一歩というか、自分が踏みたかった階段のステップを一つ踏めたというのもあったので。何かすごくいろいろな想いが入り混じっていた感じですね。でも、結局は失点したらそこが切り取られてという感じになるので、やっぱりゼロで抑えないといけないですし、そこを目指して日々、もう一回、また一から努力していければなと思います」
年齢やプロキャリアではベテランの域であっても、鈴木椋はチャレンジし続け、失点ゼロでチームを勝たせられる守護神を目指す。
Reported by 赤沼圭子
ジェフユナイテッド千葉は津久井匠海のハンドの反則があって31分にPKで失点。78分に安井拓也が同点ゴールを奪ったが、その2分後に失点して1-2の敗戦だった。
「いきなりの出番でしたけど、毎日、毎日、みんなそうですけど、自分が出ることを意識しながら準備していましたし、(明治安田J1百年構想リーグを)J1リーグと言っていいのか分からないですけど、自分の中では初でデビューみたいなものだったので、気持ち新たに本当にこのリーグで戦っていけるゴールキーパーになって行かないといけないと思います。そういった意味では(この試合の)2失点のうち、まあ、無理だと言われたらそこまでですけど、やっぱりその無理なところをしっかりとどちらかでも止めないといけないと思うので。そういったところを止められるゴールキーパーが、チームを勝たせられるゴールキーパーになっていくと思うので、そこはもっともっと自分自身、成長しなきゃなと思います。2失点を1失点にできていれば、また展開は変わっただろうし、やっぱりそこを求めていかないといけないと思うので、まだまだ練習が足りないと思います」
とはいえ、この試合で千葉の失点が2で済んだのは、ビッグセーブを連発した鈴木椋のおかげだ。18分には室屋成のヘディングシュートを倒れこみながら右手だけでセーブ。60分には両膝をついた体勢で長倉幹樹のシュートを左膝でセーブすると、こぼれ球に詰めた仲川輝人のシュートを今度は右膝でセーブした。ゴール前中央に飛び出してきたFC東京の選手の動きにしっかりと対応したセービングだった。
「前半から攻め込まれて難しい状況ではあったんですけど、僕だけではなくて本当に試合に出ているみんながしっかりハードワークして、シュートコースの限定であったりとかそういった部分でしっかりと戦ってくれたおかげで、前半はPKで1失点しましたけど、(失点1で)折り返せたかなと思います。(60分の連続セーブについて)あれももう自分の間合いに入れていたので、あとはボールを見て先に動かないことだけをしっかりと意識しました。相手の状況もあまり良くなかったので、自分から仕掛けるというよりはじっくりと待って対応するということがうまくいったかなと思います」
後半はFC東京の攻守に適応してきた千葉が反撃するシーンが増えた。その様子を最後尾から見ていた鈴木椋はこう話した。
「自分たちがやりたいこと、ラインブレイクの部分であったり、前線に(ボールを)ぶつけてセカンドボールを拾ってからの攻撃であったりとか、一人ひとりがボールを持った時に後ろ向きから前向きにターンして逆サイドに展開だったりとか、そういったチャレンジをしっかりとやり続けてくれたおかげで後半はリズムに乗れたと思います、前半からチャレンジはできていましたけど、よりそこのチャレンジが成功体験ではないですけど、成功としてつながったのかなと思います」
守備面での活躍が光った鈴木椋だが、攻撃の起点となる部分について意識していたのはどんなことだったのだろうか。
「ボールを持てる時間が多かったんですけど、うちのセンターバックのトリ(鳥海晃司)と(鈴木)大輔くんのところでも時間があったので、ボールを動かしながらやっていけたらいいなと思いました。今年は自分もプレーエリアをより広げているというか、ちょっと前に出てボールに関わりながらだったりとか、守備のところでも(ディフェンスラインの)背後のボールに対応するところだったりとかはチャレンジしている部分ではあるので。そういった中でもっと相手を裏返せるように、そこはやっぱり突き詰めていかないといけないと思います」
90+6分にはFKの場面でベンチから指示を受けてゴール前へ上がって得点を狙った。
「やっぱり難しいですね。どうやって(シュートを狙うポイントに)入っていいんだか分からなくて。でも、やっぱりそういう時ってボールが来るじゃないですか。あ、上に来たって思ったんですけど、全然跳べなくて(苦笑)。難しいなあと思って、やっている人たち、すげえなあと思いながらやっていました」
試合終了のホイッスルが鳴ると、鈴木椋はしばらくその場にしゃがみ込んで動かなかった。
「一番は悔しさです。平日のナイトゲームにもかかわらず、あれだけのサポーターの方たちが来てくれたのに、勝ちを届けられなかったことに対して悔しい思いと、まあ、難しいですけど、どこかこう自分の中ではまた新しい一歩というか、自分が踏みたかった階段のステップを一つ踏めたというのもあったので。何かすごくいろいろな想いが入り混じっていた感じですね。でも、結局は失点したらそこが切り取られてという感じになるので、やっぱりゼロで抑えないといけないですし、そこを目指して日々、もう一回、また一から努力していければなと思います」
年齢やプロキャリアではベテランの域であっても、鈴木椋はチャレンジし続け、失点ゼロでチームを勝たせられる守護神を目指す。
Reported by 赤沼圭子