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【取材ノート:神戸】アカデミーの“至宝” 濱﨑健斗が断言。「U-21? 自分はトップしか考えてない」

2026年1月29日(木)
今シーズンはヴィッセル神戸U-18から4選手(濱﨑健斗、瀬口大翔、渡辺隼人、大西湊太)がトップチームに昇格した。いわば豊作の年だ。

しかも、その4選手は昨年の「高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグWEST」を制した逸材たち。つまり、将来のヴィッセル神戸を背負う選手たちである。

その中でも注目はやはり濱﨑健斗だ。昨シーズンは脱臼手術の影響でJ1リーグ出場は3試合にとどまったものの、怪我がなければ“大きな戦力”になっていた可能性もある。

カットインから左足を振り抜く「自分の形」(濱﨑)は、J1リーグやACLEで通用することを証明済み。そこからの派生で縦に抜けたり、インスイングのクロスを上げたりといったバリエーションも豊富に持ち合わせている。すでにプレーは完成されていると言っても過言ではないだろう。

だが、本人はそうは思わず、常にバージョンアップを図ってきた。そういう意味ではリハビリに多くの時間を費やした昨シーズンは悔しい1年だった。
「昨シーズンはトップチームにあんまり絡めなかった。悔しい気持ちもありますし、今シーズンはベンチ入りだったり、試合に出たら流れを変えるだったりが“当たり前”の選手”になりたい。(明治安田J1百年構想リーグでは)チームの順位も大事ですけど、自分としてはスタメンをめざして練習から頑張るだけです」

高卒ルーキーの濱﨑にとっては、2026/27シーズンに新設される「U-21 Jリーグ(仮称)」も戦いの舞台となる。だが、濱﨑はU-21はあまり意識していないようだ。
「自分はトップチームで出ることしか考えていないです。(コンスタントに)試合に出られるように、できるだけ早く結果を残したいと思っています」

こだわるのは、あくまでもJ1リーグでの活躍である。

そのためにはJ1百年構想リーグやACLEでミヒャエル ハインツ スキッベ監督の信頼を得ることが大切となる。
「(監督は)若手もしっかりと見てくれると思うので、自分をどんどんアピールしていきたい」

神戸アカデミーの至宝はライバルが多い前線のポジションで、虎視眈々とレギュラーの座を狙っている。

Reported by 白井邦彦