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【取材ノート:大宮】金の卵が続々デビュー、まさにゴールデンウィーク

2026年5月14日(木)
RB大宮アルディージャの大型連休5連戦は、戦績とは別の意味で、チームの将来を担う若武者が次々とデビューを果たす、実り多き期間でもあった。



先陣を切ったのは、すでにここまで2試合で途中出場を果たしていた神田泰斗。明治安田J2・J3百年構想リーグ 地域リーグラウンド EAST-Bグループ第13節、ヴァンフォーレ甲府戦で先発デビューを果たした。

本来のボランチとは異なる左サイドハーフ。17分にはオリオラサンデーの縦パスに左サイドを抜け出し、右サイドへクロスを送ると、関口凱心の左足シュートを導く。後半は右サイドに移り、64分には果敢にシュートを放っていったが、「1つ前(のポジション)でプレーしてるというのはあると思うんですけど、それでもチャンスをもらった時には存在感を出さないといけない。もっと自分ができることを増やして、絶対結果を出したい」と、不完全燃焼の内容に強く次を見つめていた。



続いたのは木寺優直。第14節福島ユナイテッドFC戦で待望のデビュー戦を先発で果たした。持ち味の走力で右サイドの突破を果敢に狙い、組み立てにも加わりチャンスに貢献した。「すごく伸び伸びできた。試合中に、自分の強みをどんどん出していけるなっていうのは思いました」と手応えばっちりだった様子。第16節北海道コンサドーレ札幌戦でも先発出場すると、60分に山本桜大のゴールをアシストし結果も出した。実戦を通じてぐんぐん成長を遂げている。



大型連休最後のデビューは、小林柚希。2種登録のみでまだプロ契約は締結していないが、左足に特長を持つドリブラー。第15節いわきFC戦、80分にプロ公式戦初出場を果たした。1点リードの試合終盤ということもあって「第一はチームを勝たせることにフォーカスして、その上で自分のプレーも出せたらいいなと」いう気持ちで臨んだ。結果的にらしさは出せずに終わってしまったが、「自分に足りないものが明確になった試合。空中戦の競り合いやセカンドボールへの反応とか、守備のところで求められる部分が多かったので、今後はそういうところも伸ばしながら長所を伸ばしていきたいと思います」と、実感した課題を次に持ち越した。

悲喜こもごもといった高校生たちの大型連休だったが、まだまだここはスタートに過ぎない。さらにはマギージェラニー蓮や熊田佳斗ら、他にもプロデビューを狙う選手がアカデミーに伍している。Jリーグ2026/27シーズンで1人でも多く戦力になるよう、期待は尽きない。

Reported by 土地将靖