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【取材ノート:神戸】明日、“王者”激突。4連勝を狙うヴィッセル神戸が、昨年のJ1王者を迎え撃つ。

2026年9月10日(木)
9月11日(金)の2026/27明治安田Jリーグ「フライデーナイトJリーグ(通称:金J)」は、タイトルを保持する2チームによる好カードが組まれている。明治安田J1百年構想リーグを制したヴィッセル神戸と、2025年のJ1リーグ王者・鹿島アントラーズだ。今シーズンの神戸はJ1リーグ第3節で横浜F・マリノスに敗れたものの、翌第4節のセレッソ大阪戦から3連勝で現在2位につけている。一方の鹿島は開幕4連勝でスタートダッシュに成功したものの、第5節の水戸ホーリーホック戦を2-4で落とし、続く第6節の浦和レッズ戦にも敗れた。今節の神戸戦は連敗回避の重要な一戦となる。

神戸と鹿島はJ1百年構想リーグ プレーオフラウンドで優勝を争った。ホーム&アウェイ方式の第1戦は、ホームの神戸が大迫勇也のハットトリックなどで5-0の大差で勝利した。続くアウェイでの第2戦は神戸が0-2で敗れたが、2試合合計スコア5-2で神戸が特別リーグのタイトルを手にした。
今節の鹿島はそのリベンジを果たすために相当なエナジーをもって乗り込んでくるに違いない。神戸はそのパワーを跳ね返せるかどうかが一つのポイントになりそうだ。

攻撃面での注目選手は大迫勇也とレオ セアラだろう。大迫は開幕から2試合連続ゴールを挙げ、一時離脱したものの前節にスタメン復帰し、高いパフォーマンスを見せている。上々のコンディションで今回の古巣戦に挑めると思われる。
一方のレオ セアラはJ1百年構想リーグで得点王に輝いた好調を維持している印象だ。今シーズンも6試合ですでに8得点とゴールを量産。前節の浦和レッズ戦でも力強い突破などで鹿島の攻撃をけん引している。相棒・鈴木優磨とのコンビネーションもよく、神戸のミヒャエル スキッベ監督は「(鹿島には)本当にすばらしいFWが2人いる」と警戒する。特に得点源のレオ セアラをどう抑えるかは神戸のテーマになりそうだ。

また、J1百年構想リーグまで神戸に所属していた広瀬陸斗も注目の1人だろう。鹿島ではすでに右サイドバックのレギュラーに定着。後方からのビルドアップや精度の高いクロスボールなどでチームを支えている。そして神戸の戦い方や選手たちの個性を熟知しており、やっかいな1人だろう。
とはいえ、広瀬と対峙が予想されるのは、横浜F・マリノスと神戸で共闘した永戸勝也である。しかも、永戸は現在2試合連続でゴール中と乗っている。このマッチアップでイニシアチブ(主導権)を握れる可能性は充分にある。

ほかにもFIFAワールドカップ北中米大会への参加でJ1百年構想リーグでの対戦時は不在だった日本代表の早川友基と、2度のワールドカップを経験する権田修一との守護神対決など見どころは満載。今週の金曜日は“熱い”夜になりそうだ。

Reported by 白井邦彦